2022年GW どこ行こう?
今年は『出雲大社』に行きたいと思っていたが、地図を開いてみると思いの外遠い…
Google Mapで経路を見ると、すいている時刻で10時間16分と表示される… 休憩時間とGW渋滞を加味すると、下手したらこの倍はかかりそうです。いやいや、無理無理(^^)
では、過去に行って良かったところということで、紀伊半島の酷道ソロツーにいこうと思うよ。
過去の記事はコレ
前回はずっと土砂降り、帰りは台風に追われるという最悪の天候でしたが、今回は晴れ予報!(-"-) なので、前回に比べ100倍くらい良いはずである。
コースは
1日目は
- 和歌山まで頑張って走る
- 九度山辺りで真田の足跡を訪ねる
- 前回走り損ねた高野龍神スカイラインを走る
- 高野山を見てくる
2日目は、熊野三山と見所を巡る
- 谷瀬の吊り橋
- 笹ノ滝
- 玉置神社
- 果無集落
- 熊野本宮大社
- 熊野速玉大社
- 熊野那智大社
- 熊野古道 大門坂
という感じになりました。
できれば、2日目はチャチャっと回って、名古屋の向こう側くらいまで移動して、長野経由渋峠の雪の壁見て帰ってくる!と思っていたが、いや〜ぜんぜんそんな余裕はなかったよw
って事で、3日目は帰るだけ
以下は、泣く泣く見送った所
- 上湯温泉 河原の湯
- 瀞峡
- 丸山千枚田
- 湯の蜂温泉 つぼ湯
- 那智の滝
- 花の窟神社
まあ、取捨選択って事で(^^)
では、奈良〜和歌山〜三重の酷道/険道の旅に出撃!
真田の蟄居の地 九度山へ
以前に
という聖地巡りに行ったのですが、ここを回らなければ片手落ち感いっぱいなので、機会があれば来たかったんです。
関ヶ原の戦いで西軍が敗れ、幸村(父の昌幸も)はここ紀州・九度山に蟄居(ちっきょ)となったわけです。
蟄居ってのが聞きなれない言葉なんですが、簡単に言うと、江戸時代の刑罰ですね。死刑=切腹で、無期懲役=蟄居って感じですかね。
昌幸はこの地で最期を迎え、幸村はこの後、大阪冬の陣〜大阪夏の陣とクライマックスに進むわけですよ。いや〜感慨深いです(^^)
まずは『真田・九度山ミュージアム』でお勉強です。
そして『善名称院(真田庵)』にも
ここは、真田屋敷跡に建てられたお寺さんなので、この建物に住んでいたわけではないのですが、まあ、この地で暮らしたわけですね。
高野龍神スカイライン
つぎは『高野龍神スカイライン』を走りに行こう。
以下のルートで登っていけば良かったのですが。
くねくねした道の県道732で登っていこう!と思い、案内外のルートを採りました。
いやいや…失敗です(+_+)
高野山までのこのルート… すげー険道ですよw
まあ「酷道/険道の旅」なのである意味本望なのですがww
でも、高野山より先の高野龍神スカイラインは最高ですね。前回は雨の中心が折れてここまで辿り着かなかったから、やっと目標達成です。
高野山
高野山まで戻ってきました。
本当は、コレ↓
高野山奥之院ナイトツアー【公式サイト】 KOYASAN OKUNOIN CEMETERY NIGHT TOUR Official Website
に参加したかったのですが、公営の駐車場がもう閉まっている… 周りはお寺さんばかりで人気はなく「この辺りで駐輪できる所ないですかね?」って聞ける人も居ないです。
不気味だし、寒いし、周りに休憩できそうな所もないし、、、諦めますか。
このツアーは、ここの入り口から弘法大師御廟までの2kmほどを暗闇の中歩くらしい。一人では怖くて無理だけど、皆で歩けば怖くないはず。
ちょっとだけ歩いてみたが、人気がなく灯籠と墓に囲まれた道はなかなか不気味である。
高野山、街並みはなかなか良いです。
立派なお寺さんや建物が沢山ありました。
あと、何気に、ここから街に降りる道も走りやすく良かったですね。
安宿がなかったので、このままネットカフェに避難(笑)
2日目は「谷瀬の吊り橋」から
向かう途中に小さな吊り橋発見!
とりあえずオートバイ停めて渡ってみた。
えっ?!こんな小さな吊り橋でもこんなに揺れるの?って感じです。
そして、こちらが目的の吊り橋です。下でキャンプしている人々が沢山居ますね。キャンプ場としても最高のロケーションです。
で… 渡るのは見送りました(笑)
次回の楽しみに取っておきます。なんか、観光地観光地してて人も多かったので、できればすいている時に来たいですね。いやいや、別に高いところが怖くて見送った訳ではないです…
笹の滝
いや〜キタキタ!
ガードレールの無い1車線で、もちろん対面通行、落ちたら谷底へ!さらに道には苔が生えているwっていう道ですよ。
片道7km、往復ですれ違ったのは車2台だけ。本当に有名なスポットなのか(・_・?)
たった7kmとはいえ、この手の道は体力をそして精神力をガッツリ持っていかれます(ToT)
着いたが駐車場すらないが…
ただ、滝は素敵です。
写真じゃ伝わらないけど(^^)
ここ十津川村では、谷瀬の吊り橋、笹の滝、瀞峡、玉置神社辺りがオススメなんですが、ココは何故か人気がないですね〜
この道のせいか?
玉置神社
はい、神様に呼ばれないと行きつかない神社ですね(^^)
前回来た時は土砂降りの中結構な険道を走って、結構な苦労の末に辿り着いた感がありましたが、オートバイ乗りに取って天気が良いと言うのは良いですね〜
あの時に比べ酷道/険道に走り慣れたからなのか?苦労なく辿り着きましたよ。ただ、駐車場手前1kmほど渋滞してました。
オートバイなので、気にせず反対車線走って駐車場まできちゃいましたが、車の人はいつになったらたどり着くのか(・_・?) って感じでしょうね。神様に呼ばれていない人は、ココで引き返している事でしょう(笑)
テクテクと山道を歩き、着きました♪
今回来て気がつきましたが、ここの神社は大きな杉の木が沢山あるんですね。
夫婦杉とここの護身木である神代杉。樹齢3千年って考えてみりゃすごいなぁ。このほかに県内随一という大杉ってのもありました。
果無集落
何があるというわけではないが、「はてなし」ですからね。名前がかっこいいから行ってみよう。
見所はコレ↓
ほかに何があるわけでもないです。でも、天空の集落です。景色は抜群です。
あと、ここに来るまでの酷道具合がすばらしい。
縁石があるのみで、その向こう側は谷底ですよ。
車であれば縁石あればちょっと安心できますが、オートバイにはなんの役にも立ちませんよ、こんなの…
行くときは、Googlemapのストリートビューでどんなところか見てから、覚悟を決めて行くことをおすすめします。
熊野本宮大社
熊野三山の奥の院である玉置神社を先に回りましたが、その他もお参りしていこうと思います。
迫力の大鳥居
手水舎には、龍ではなく八咫烏くんが鎮座しています。
よし、お参り完了。次行こう!
熊野速玉大社
なんか、以前に来た時よりかなり道が整備されている気がします。険しい道に突撃しなければ、快適な道が多いです。
赤が美しい熊野速玉大社です。
熊野那智大社
最後は熊野那智大社です。
ここは混んでましたね〜少し離れたところにオートバイを置いて参道を歩いて行ったのですが…
かなり階段を登らないと辿り着きません。
まだまだ…
↑ここを登り切ると境内ですよ。
熊野三山、どこもすごく綺麗な神社です。
よしっ、熊野三山+玉置神社お参り完了です。きっとご利益あるはずです。
何を願ったか?
そりゃあ「世界平和」ですよ(^^)
熊野古道 大門坂
熊野那智大社から降りる途中にあります。
よく観光案内の写真に出ている熊野古道の写真はココですね。
高速で事故、通行止め
だいぶ遅くなってしまった… 酷道/険道を絡めると、距離の割にかなりの時間をかけることになりますね。陽が落ちる前に宿に入りたいところですが、今日も宿無しなんですよ。またもやネカフェ。
そして現在地は紀伊半島の下のほう…
名古屋近くまでは行っておきたいので、少し頑張ります。
ってのが失敗だった…
奥伊勢PAで休憩したら、、、、
なんと、事故で足止めです(+_+)
行くことも戻ることもできず、2時間弱足止めです(ToT)
友達が「お土産に赤福!」と言っていたので、「伊勢ってついてるPAなので赤福売ってるかなぁ」と思って寄ったのですが、営業時間終了してました。
でも、ココで寄らずに渋滞に突っ込んでいたら、高速の路上で事故処理を待つことになったわけですから、PAでのんびり待てただけでもラッキーとしましょう。
きっとコレがご利益だろう(^^)
二輪車定率割引の効果
今回の旅は、土日祭日限定の『二輪車定率割引』を3日間共申込みました。
1日目;三郷IC→東京IC→甲賀土山IC
8,600円 → 5,770円
2日目;紀伊長島IC→みえ朝日IC
2,570円 → 1,590円
3日目;みえ朝日IC→東京IC→三郷IC
8,880円 → 5,320円
合計すると 20,050円 → 12,680円
うーん、首都高も割引されれば10,000円で愛媛往復ってことになるのに、ちょいと残念である。早く事前登録や対象日の制限なくもれなく普通車の半額適用にならないですかねぇ。
今回の走行距離
いや〜、今回は3日間でいっぱい走りました。高速だけではなく気持ち良い道や酷道含めてね。
5/3 513km、5/4 457km、5/5 402km 計1,372km
給油は72.29L、燃費は19.0km/Lでした。
以上(・ω・)ノ