熊野三山を巡る 2日目

2日目と銘打ってますが、1日目は無いです。
初日はこちら↓
 
会社のIさんに教えてもらった行き先リストは
1日目: 
  • 自宅 →
  1. 伊勢神宮(外宮) → 
  2. 伊勢神宮(内宮) → 
  3. 熊野速玉大社 → 
  4. 花の窟神社 → 
  •  那智勝浦(宿)
2日目: 
  1. 太地町くじら浜公園 → 
  2. 熊野那智大社 → 
  3. 那智大滝 → 
  4. 丸山千枚田 → 
  5.  瀞渓(瀞八丁) → 
  6. 熊野本宮大社 → 
  • 十津川村(宿)
3日目: 
  1. 玉置神社 → 
  2. 笹の滝 → 
  3. 谷瀬の吊橋 → 
  4. 高松塚古墳 → 
  5. 藤原京跡 →
  • 自宅
そしてオススメは、丸山千枚田、瀞渓、玉置神社、笹の滝との事!(-"-)
 
昨日は、
  • パールロード(ライダーだから外せないよね)
  • 馬越峠の石畳
  • 花の窟神社
  • 熊野那智大社
  • 那智大滝
しか消化していないので、今日は盛り沢山になってしまいます。
夕方には大阪の友達宅に着きたいし、さっさと出よう!2日目出撃〜!
 
海の方は青空広がっていますが、、、
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本日巡る先は全て山の中、そして山側は暗雲が垂れ込めてます(ー ー;)
 

熊野速玉大社

wikipediaを読むと
熊野三山の一つ。熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ)と熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)を主祭神とする。
とあります。
熊野三山ってのは、
熊野三山(くまのさんざん)は、熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の3つの神社の総称。熊野三山の名前からもわかる通り、仏教的要素が強い。日本全国に約3千社ある熊野神社の総本社である。
です。
 
昨日は回ってくるつもりで忘れていたのですが、思い出して良かったです。
3社で熊野三山なのに、1社だけ御参り忘れちゃうと、なんだか御利益どころか「俺のところ忘れやがったなぁ」と天罰がくだりそうだからね。
 
朝の参拝者は、私と信心深い痛車乗りのかた(^^)
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朱色が素敵な神社です。
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この旅の安全を祈願してきましたm(_ _)m
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ついでに
「できれば雨にも降られないよう、その筋にとりあって欲しい」
とお願いしておいたんですが…
 

丸山千枚田

ここからのコースは、海沿いを離れ山の中です。
はい、予定通り雨です。それも結構な雨量…
願いは聞き入れられなかったようです。
雨に降られ、酷道と呼ぶに相応しい道を走り…
 
道はこんな感じ!(-"-)
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いまは「全然酷道じゃないじゃん」と言えますが、この時点ではこの程度でビビってたんです(^^)
 
でも、進んだ先でパッと目に飛び込んできたのが、この景色です。
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まあ、「来て良かった」ですよね。
 
また真っ黒な雲が近付いてきます。
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結局この日は、晴れと土砂降りの雨を繰り返す天気。
台風の影響なのか、雲の流れも速いし、降ったり止んだりを繰り返すので、カッパはずーと脱げません…(ー ー;)
 

瀞渓(瀞八丁) 

こんなのなんて読むか分からないですよね(^^)
wikipediaによると
瀞峡(どろきょう)は、和歌山県・三重県・奈良県を流れる熊野川水系北山川上流にある峡谷。吉野熊野国立公園の一部。
上流から、奥瀞、上瀞、下瀞と呼ばれ、下瀞は瀞八丁の名で特に著名で、巨岩、奇岩、断崖が続く圧倒的な渓谷美は、古くから名勝と讃えられている。
とのこと…
偉そうに書いてますが、このブログを書きながら調べています(笑)
だから、回っているときは知識なしで訪れています(^_^)v
 
私のナビは、車に付けていたゴリラを移設して使っているのですが、目的地名での入力は“ひらがな“なんです。
こういう、読み方がわからない漢字は困るんですよね。
 
ちなみに、GoogleMapで瀞峡を探すと、瀞八丁ではない場所を指します。
看板に従い12kmほど走ると着きますよ。
 
道が整備されたようで、私の古いナビには出てこない、こんな↓素敵な道を抜けて行きます。
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お、今回はラッキー、ちょうど雨が上がったところのようです。
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こんな↓景色の場所です。
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この辺りは和歌山、奈良、三重の三県境となるみたいです。
 
バス停の瀞八丁の看板、
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なんか趣があります。
ただ、バスで来るのは難しいんだと思います。
だって、この↓思い切った時刻表(^^)
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1日1本か2本しか走っていないみたいです。
 

熊野本宮大社

次はここ、
これで熊野三山制覇です。
ちょっと調べると
熊野本宮大社は熊野三山(本宮・速玉・那智各大社)の中心、全国に3000社以上ある熊野神社の総本宮です。
と書かれています。
また、同じサイトに以下の説明も
熊野本宮大社は上・中・下社の三社から成るため、熊野三所権現と呼ばれています。また、十二殿に御祭神が鎮座ますことから、熊野十二社権現とも仰がれています。
なお残念なことではありますが、明治二十二年の未曽有の大水害により社殿のうち中・下社が倒壊し、現在地に上四杜のみお祀りすることとなりました。他八社は石祠として旧社地大斎原おおゆのはらにお祀りし、現在に至っております。
明治22年以降にこの場所に移って来ている訳ですね。
 
「熊野大権現」とのぼりがあるが、どういう意味なんでしょう。
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そうそう、日本サッカーをワールドカップに導いてくれた導きの神鳥『八咫烏』さんも、この辺りの出らしいです。
八咫烏ポストなんてのもありましたね。
 
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紀伊半島の山の中、そこかしこに素敵な景色が点在しています。特に見所とされている訳ではないと思うのですが、ちょっと止まって眺めたくなるようなね。
できれば、天気の良い日にめぐりたかったですね〜

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玉置神社

振り返ってみると、ここがこの旅のメインイベントだったような気もします。
 
まず、玉置神社の記事を
 
(以下、上記の記事から引用)
紀元前37年に崇神天皇により創建された、歴史ある玉置神社。
この古社にご縁がある人は、友達に誘われたり、近くに用事が出来たり、やたらと玉置神社に関する情報を目にしたりするそう。 
逆に 呼ばれていない人は、予定を立てても「道中で事故に遭ってしまう」「カーナビが突然壊れる」「急な仕事が入る」…などの理由でたどり着けないといいます。なんというスピリチュアル!玉置神社の神様は、来る人を選んでいるのですね。 
ということはですよ!
私は玉置神社の神様に選ばれてしまった訳です!(-"-)イエィ
 
ただね…
 
まず、熊野本宮大社からの道のりはこんな↓
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国道168号から外れその先は、、、
結構な酷道です。
というか、筋金入りの酷道と言えるくらい…
酷道マニア以外は進んで走りたくはないような道です。
 
それもこんなに長い区間、そして、結構な登り
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この写真↓は、なんとかかんとか降りてきて、撮った写真ですが、まだ、ガートレールがあるだけマシって感じです。
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この辺りが南から湿った風が入ると雨が降る場所なのか、168号から入ってくると、ずっと土砂降り…(ー ー;)
結構な登りで、ガードレールも無いその先は谷底へΣ(゚д゚;)
 
急な登りの左曲がりのヘアピンカーブ、
道幅は1車線分でもちろん対向車もあり、
カーブ内側にはガードレールも無く、
その先は谷底…
さらに土砂降りの雨で視界は最悪…
 
対向車が来て止まると、そこはカーブの途中で、そこで立ちゴケして谷底へ(T_T)
って想像しちゃいますよね〜
 
何度引き返そうかと思ったか、、、
 
先に挙げた玉置神社の記事を読んでから行ってたら、確実に引き返していましたね(^^)
「あ…俺はきっと呼ばれていない人なんだ、こりゃ進めば事故って谷底だよ、きっと…」
と考えちゃうもんね
 
これが、『玉置神社の神様に認められ、駐車場にたどり着いた』の図です(^^)
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奥の鳥居が参道入口
 
こんな張り紙が…Σ(゚д゚;)
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今までの形ばかりの熊注意ではなく、ほんまもんの注意書きではないですか…
複数でって言っても、
僕…一人ぼっちで来てるんですが…
 
まあ、苦労してここまで来たんだし行ってみますよ(^^)
土砂降りの雨だったし、あまり考えずに一礼して鳥居をくぐったのですが、この先がまた結構距離があるんですよ。
 
ここで分かれ道、「お体の不自由な方は左…」と書かれています。
もちろん私は右手の鳥居をくぐります。
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駐車場から歩くこと20〜30分、
やっと着きました。
 
確かに雰囲気ありますよ。
後から「呼ばれないとたどり着けない、最強のパワースポット」と言われれば、確かにそうだな〜と思うくらいにね。
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このブログを読んで「行ってみよう」と思われた方は、呼ばれているのかもしれません。
気をつけて行ってきてくださいm(_ _)m
 

谷瀬の吊橋

Iさんのお題は、まだ『笹の滝』と奈良方面か残っていますが、もともと奈良方面は外そうと思っていたし、笹の滝はどう見ても、また酷道走りになりそうだし、
ここでギブアップすることにします。
笹の滝に行かれた際には、どんな所だったか僕にも教えてくださいね。
 
とりあえず、大阪への途中ということで、谷瀬の吊橋だけ、覗いてきました(^^)
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この辺りまで来ると、雨も上がり、やっとカッパが脱げました。
 

そして大阪へ

一転、ビーカンの天気、暑すぎます。
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コンビニでエネルギー補給(^^)
 
あちらの暗雲がかかる山の中から来たんですね。
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本日は、こんな道をたどりました。
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って、
あ“〜、龍神スカイラインを走ってくるのを忘れてたよ〜(ー ー;)
まあ、天気も良くなかったし、天気が良くて景色が綺麗に見られる機会にとっておこう。
 
大阪からの帰り道は、次回につづく
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