FILCO zero を修復せよ!

1/20(土)はお仕事、1/21(日)は冷たい雨が降っています。外に出たくない天気ですので、やろうと思って手を付けていなかったことを片付けていこう。

マンションの大規模修繕も終わり、物置き部屋と化していた我が作業部屋も元に戻し、ついでに作業机と椅子も導入しました。

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そのうちに、ココにはガンプラ用の塗装ベースを置きたい。それまでは仕事机として使います。

 

やはりキーボードには

現在、パソコン用の外付けキーポードに、中華の安っすい物を使っています。一応、メカニカルキーボードと謳っているものを選んだのですが、やはりキータッチがイマイチ。

さらに!これ…101キーボードと呼ばれる英語キーボードなんですよね。(ミニキーボードなので101個のキーは無いですが)

絶えず英語キーボードを使うのであればそのうち慣れるのですが、会社のパソコンは日本語キーボードなのでそうもいかん(+_+) 

何で英語101キーボードと日本語108キーボードで記号の位置を微妙に変えるんですかねぇ。[Insert]や[End]などの特殊なキーは少々位置が変わっても構わないが、常時使う ()_:;* などの記号は、手が覚えちゃうので、場所が変わると超絶不便です。

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あと、やはりキーボードにはこだわりたいね。パソコンを使う限りはお世話になるし、心地よいキーボードはストレスも緩和されるのでね(^^)

 

FILCO zero

私のお気に入りのキーボードは、ダイヤテックのFILCO zero(型番:FKB108Z/JB)

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ZERO「ゼロ」 日本語108キーボード・かなあり・黒 USB&PS/2両対応製品情報 | ダイヤテック株式会社

FILCOの名機「FKB-107J」の流れを汲むメカニカルスイッチ採用 ~原点(=zero)

このモデルは、昔ながらのキーがカチャカチャ音を立てるキーボードで、タッチも最高で気持ちいいんです。ただカチャカチャと煩いので、他の方いるオフィスのような環境じゃ使えないけどね。

確かWindowsXPが出た頃に購入したので入手は2001年くらいですかね。既に20年以上経過しています。

そして、経年劣化で

  • Eキーが反応しない(5回くらい押すと入力できるので、キーの劣化か…)
  • 複数のキーでチャタリングを起こす(1回しか押してないのに複数回入力したことになる)

という状況です。

お気に入りなので買い替えても良いかと思いましたが、既に廃盤です。もう、このキーボードは新品では入手できないんです(T-T)

 

先ずは掃除から

先ずはキートップを外していきます。

あっ!外す前に写真を撮っておかないと、キー配列がわからなくなってしまう。

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専用のキートップを外すツールで地道に外していきます。

108個もあるので、ほんと地道な作業です。とりあえず、全て外しました↓

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そして、キートップは洗剤でカシャカシャと洗って綺麗にします↓


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本体側はブラシと掃除機で綺麗に掃除です。キートップの下は長年のゴミが溜まり超絶汚かったです。

 

不具合状況のチェック

キーを1つずつチェックしていきます。

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結果は、やはりEキーはほぼ入力不可、その他8つのキーがチャタリング気味です。上の写真で、キーのトップを赤く塗っている所が不調気味の所です。

FILCO製のキーボードの現行版は、CHERRY MXスイッチを使っていて(半田付けなどしなければなりませんが)FILCOのサイトで部品としてスイッチ部分を入手できます。しかしzeroは、既に遥か昔に廃盤になったモデルなので、部品としては入手できない…  まあ、半田付けのスキルも無いですがね。

 

修理してみる

傾向を見ると「使用頻度の高いキーに問題が出てきている」という状況なので、、、

チャタリングを起こしているキー

キーを押した時にスイッチ内の接点が微妙に付いたり離れたりして、1度しかキーを押していないのに2回、3回とキーが押された状態になる。

入力不可のキー(今回はEキー)

さらに状況が悪化して、キーを押しても内部の接点が付かない。何度も押すと、偶に接点が付く。

と予想して、スイッチを無理やり開けてみます。とりあえず機構や分解組み立て方法の確認のため、使用頻度が少ないテンキー部分を犠牲にします。

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ふむふむ… 「キーを押した時に内部の金属部品が押され、2つの接点がくっ付いて通電→入力信号が送られる」という仕組みのようです。

そして、この内部の金属部品のクリアランスを調整すれば復活しそうです。爪楊枝でw

先ずは効かないEキーを修理!(-"-)

予想通り、Eキーが復活しましたよ\(^o^)/

最初は、調整をしくじり、キーを押していないのに押しっぱなしの状態になってしまったりして、何度も外したり付けたりしましたが、不調のキー全9個の対処を終える頃には「なんかもう職人のようだ!一発で調整できるようになったぜ!」という成長を見せましたよ。

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↑最終動作確認をして、キートップを全てはめて、無事修理完了です。(Enterキーとか左Ctrlキーほか使用頻度の高いキートップの印刷が擦り切れて消えちゃってます。愛用してきた証です(^^))

無事復活したので、もう少しこのお気に入りのキーボードを使っていこうと思います。

以上(・ω・)ノ