定年後のアルバイト

私は、ライダーとして体験していない重大な事柄が1つあります。北海道をオートバイで走っていないんですよ。

いつものツーリング仲間と「次の夏休みは北海道行こ〜!」と言っていたらコロナ禍突入でした。そんなこんなで先送りされているのですが…

やはり北海道は、1週間くらいの弾丸ではなく、1ヶ月くらいかけてゆっくり回りたいので、定年後の楽しみに取ってあります。

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ただねー、働き出した頃は55才定年だったのに…いつの間にか60才定年に変わっている。それも!私に断りなく勝手に変更されているわけです。さらに、「このご時世、65才までは働け」的な方向に煽動されていて、下手したら死ぬまで働かされる勢いです(+_+)

こんなことに付き合っていたら、ささやかな夢も実現できません。いつからこんな世の中になってしまったのだろうか…(;_;)

私の会社も、60歳で一旦定年、そのあと5年の延長雇用の仕組みがあります。まあ、楽に生活費を稼ぐという観点では一番良いのかもしれないのですが、私の考える仕事と自由な時間のバランスが少し違います。

 

定年後の生活は…

身体が動くうちに一旦引退して、日本をぐるりとオートバイで周ってきたいので、家族にも周りにも「60定年で退職したい、いや…する!」と吹き回っています。そうすれば、周りにも迷惑かからないだろうし、自分もそのように行動できるというものです。

そうは言っても、60歳で仕事を辞めて遊んで暮らせる甲斐性など無いわけで、そうなると…最低65才まで、いや70才くらいまでは最低限暮らしていけるくらいは稼がなければならないだろう。目指すは、春と秋はフラフラと何処かへ旅に、夏と冬は生活費を稼ぐ季節労働者!(-"-)という身分です。

そんなことを考えて、数年前から準備をしています。

 

どんな職が良いか?

まあ、定職に就かないわけですからアルバイトな訳ですよ。

でも、60才を超えた、言ってみれば爺さまなわけですので、そう簡単にアルバイトにもありつけないとは思いますよ。きっと職探しのライバルも多いでしょうからね。

そうなると、何らかの優位性を手に入れなければなりません。

  • 特に他者より優れた能力は持っていない
  • 若い子と天秤にかけられたら勝てない
  • パソコンくらいは使えるが
  • できれば今とは違う仕事もしてみたい
  • 健康維持も兼ねて身体を使う仕事
  • でも…体力はそんなにない

ってな条件を元に、できれば日雇いで雇ってくれそうな職を探してみましたよ。

ありましたよ、そんな都合の良い職種が!

 

消防設備点検なんて良いかも

マンション住まいの方ならわかると思いますが、こんな↓点検が定期的に来ますよね。

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コレって資格業なんですね。

資格がないとできない仕事というだけで、かなり職探しのライバルが減ると思います。そして、日雇い募集も結構あります。身体を使うがそんなにしんどくなさそう。私が目指すヤツですよ!

都内には、ビルはニョキニョキと増えているしマンションもどんどん建てられています。これら全て定期的に点検しなきゃならないわけですよ。それも人手で。絶対に無くなりそうもない仕事だし、資格もいるので首都圏にいる限りは、しばらくは人手不足だと思いますよ。実際に働いているわけではないので「そんな感じがする」ってだけですが(^^)

さて、問題は資格です。

 

消防設備点検資格者

この消防設備点検の仕事に必要な資格は、一つは消防設備士という資格です。これは、甲種と乙種があり対象の設備により細分化されています。

  • 甲種:点検・整備・設置・交換ができる資格で、特類〜5類の種類がある
  • 乙種:点検・整備のみができる資格で、1類〜7類がある

こんな資格を地道に取っていたら、あっという間に寿命を迎えてしまいます。

この辺り↓に詳しく書いてある

消防設備士(甲種4類/乙種4類/乙種6類)とは?|消防設備士|資格の学校TAC[タック]

ただ、消防設備士とは別に点検業務だけができる『消防設備点検資格者』という資格もあるのです。

消防設備点検資格者には、やはり対象の設備により特種と1種と2種があるのですが、この3つを取れば全ての設備の点検ができるのです。特種は本当に特殊な設備なので、一般の設備の点検であれば1種と2種でオーケーです。

思うに… 本来は、ちゃんと消防設備士の資格を持った者に点検もさせたいが、制度上それは大変なので、それこそ人手不足になってしまうので、「消防設備点検資格者という制度を作り、ある程度簡単に点検をできる者を増やそう」とどこかの官庁が考えたんでしょうかね。

 

電気工事士→消防設備点検資格者

ただ、消防設備点検資格者の認定も簡単にはくれないのです。この資格を得るためには、前提資格が必要になるのです。

主なものは

  • 甲種または乙種消防設備士
  • 第1種または第2種電気工事士
  • 1級または2級管工事施工管理技師
  • 1級または2級建築士

その他実務経験などなど細かな条件はありますが、「実務経験」となった時点で、私の選択肢からは外れます。…ということで、前提資格を取って→消防設備点検技術者を取得するルートとなります。

消防設備士乙6種(消化器なんかの点検資格ですね)→消防設備点検資格者というルートがお手軽そうなのですが、知り合いが電気工事の仕事をしていたりするので、乙6ではなく第2種電気工事士を持っていれば、そちらでのバイトもいけるかなと考えました。

そんな経緯で、電気工事士→消防設備点検資格者のルートを選択しましたよ。

これまでログは、このブログの別宅

akasakaichiro-job.hatenablog.jp

に書いています。興味があればどーぞ。

まあ、そんなことを考えながら、

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↑アルバイトのための最低限の有資格者になりました。

今度一度、実際のアルバイトも探して体験してみようと思います。やってみないと大変さとかわからないからね(^^)

以上(・ω・)ノ