私の会社には、変な「社内資格」の制度があったりします。
こんな資格を取っても世間ではなんの役にも立たないのですが、上の方からは「取得せよ!」的なプレッシャーを浴びせてくるのです。
まあ、この会社に所属している限り延々とこのプレッシャーをかけられ面倒極まりないので、さっさと最低限の資格をクリアして逃げるが勝ちなのですが、、、
中間管理職ともなると、下の者たちに「お前が次の犠牲者だ!」と言わんばかりに、この無駄の極みのような圧力をかけなければならないのです。
さらに!私には「推薦者として推薦文を書く」という、これまた生産性のない面倒事が降ってくるのである…
(…ってな無駄なことばかりさせておいて、本業の「利益率が悪い。改善せよ!」って言われてもねぇ)
心にもない誉め言葉は心の無いAIくんに任せようw
「推薦文… めんどくせーなぁ」
ってことで、
上司に、「書きっぷりを見たいので、過去の推薦文貰えません?」 と言って入手です。やったねv(-"-)
あとは、この頃流行りの生成AIに食わせれば、適当な推薦文を書いてくれるだろうw
よろしく、Copilotくん
あなた が送信しました:
ある資格取得候補者の推薦文を作成してください。
Copilot:
もちろんです!推薦文の内容をより具体的にするために、いくつか質問させてください。
- 候補者の名前は何ですか?
- どの資格を取得しようとしていますか?
- 候補者の強みや特長は何ですか?
- 具体的なエピソードや実績があれば教えてください。
- 推薦文のトーン(例えば、フォーマル、カジュアルなど)はどのようなものが良いですか?
これらの情報を教えていただければ、より適切な推薦文を作成できます。
あなた が送信しました:
- 名前は「候補者」としてください。別途置き換えます。
- (資格名)としてください。
- チームを率いてプロジェクトを円滑に進めることができる候補者です。
- と5. については、以下に推薦文のサンプルを書きますので、同じようなトーンで作成してください。
なお、推薦文は3パターン作成ください。
[推薦文サンプル]
候補者は、当アピール案件に従事した5年間で(資格名)としての知見・技量を十分に習得しかつ常に自ら考え行動することで成長しお客様への貢献の幅を広げ続けた。
… 割愛 …
上記のとおり、候補者に関しては(資格名)の認定要件に定める知識、経験および技量ともそのレベルに達しており、今般推薦するものである。
Copilot:
了解しました。それでは、以下に「候補者」の推薦文を3パターン作成いたします。
推薦文パターン1
候補者は、当社のプロジェクトに従事した5年間で、(資格名)としての知識と技術を十分に習得し、常に自ら考え行動することで成長し続けました。特に、チームを率いてプロジェクトを円滑に進める能力に優れており、その結果、お客様からの信頼を厚く得ています。
… 割愛 …
以上のように、候補者は(資格名)の認定要件に定める知識、経験および技量を十分に備えており、今般推薦する次第です。
推薦文パターン2
…
推薦文パターン3
…
あなた が送信しました:
ありがとうございます。これで十分です。
Copilot:
どういたしまして!お役に立てて嬉しいです。もし他にも何かお手伝いできることがあれば、いつでもお知らせくださいね。頑張ってください!
いや~、OK!
AIすげぇーわ!こんなん「使わない」なんて選択肢はないよねぇ。あとは、具体的な資格名なんかをちょっと書き換えてコピペで十分だ!
ちなみに、、、
あなた が送信しました:
あっ、あと1つお願いです。 推薦文を「うる星やつら」のラムちゃん風でお願いします
Copilot:
了解だっちゃ!それでは、ラムちゃん風の推薦文をお届けするっちゃ!
ラムちゃん風推薦文
候補者は、当社のプロジェクトに5年間も従事して、(資格名)としての知識と技術をバッチリ習得したっちゃ!いつも自分で考えて行動する姿勢が素晴らしくて、どんどん成長していったんだっちゃ。特に、チームを率いてプロジェクトをスムーズに進める力が抜群で、お客様からの信頼も厚いんだっちゃ!
… 割愛 …
以上のように、候補者は(資格名)の認定要件に定める知識、経験および技量を十分に備えているっちゃ!だから、今般推薦するっちゃ!
どうだっちゃ?これでバッチリだと思うっちゃ!他にも何かあれば、いつでも言ってねっちゃ!
いやいや、、、 優秀すぎるな。
う~ん、ラムちゃん風の推薦文も捨てがたいなw
あれっ、俺…いらないんじゃないか?
「いやぁ~、便利な世の中になったもんですねぇ」と思っていたのですが、、、 この面倒な仕事(?)において私がやっていることは、「作ってくれ」というお願いとコピペのみですよ。
心無いAI文章ですが、こんな感じで、私が一生懸命考えて書くより資格審査者の胸に響く文章が生成されてしまうのです。
これでまた私の仕事が減ったわけです。
中間管理職の仕事なんてこんなもんですが、「やばい!これ、、、俺自体がいらないってことじゃないか!」と思うわけですよ。
さらに、この頃の生成AIはExcelのマクロなんかも書いてくれるらしいです。
依頼者:「このExcelデータを基にXXXの視点で集計するコードを書いてよ」
Copilot:「ほいよ!」
依頼者:「あ~、、、 〇〇の部分に△△の条件を加えてくれる?」
Copilot:「お安い御用で!」
依頼者:「おう!上出来。あとは結果のフォーマットを◻︎◻︎な感じにしてちょ」
Copilot:「めんどくせーな、これでどうだい!」
依頼者:「素晴らしい!ありがとう」
Copilot:「どういたしまして。でも、これくらい自分で書けよ」
依頼者:「いつも面倒かけてすみませんorz」
という状況ですからね。現時点で!
あと数年もすれば、もっとちゃんとしたプログラムも書けるようになるだろうし、これはシステム開発会社もいらなくなるな…
ということで、そうなる前に会社員人生の満了まで漕ぎつかなければならん!(-"-)
以上(・ω・)ノ