早いもので、TDM子の車検が5月に迫っています。次の車検切れは2023/05/08です。そろそろ車検準備にかかろうかと思います。
灯火類は、まあなんとかなるでしょう。タイヤとチェーンもまだいけそうです。あとはブレーキパッドなのですが、少なくともリアは残り僅少です。
車検目指して交換しておきますかね。
って、まだ乗るんかい！w
はい、もう少し乗ります
体力的にもう大型バイクは厳しいので、乗り換えてまで…という感じなのですが、高速道路で余裕があるオートバイが無けりゃ無いでそれは寂しいです。大きな故障がなく安価に維持できるのであれば、このまま手元に置いておこうと思います。
そう、キャンプツーリングと高速使った遠出には、コイツがいないと厳しんですよ。
↑ こんなことできるのも、あと数年だろうしね。
資材調達
今回の資材はコレ↓ 安定の赤パッドです。
◆フロント
 など フロント用 79822 通しNo:38](https://m.media-amazon.com/images/I/51ifJmE2y1L._SL500_.jpg "デイトナ バイク用 ブレーキパッド 赤パッド(セミメタルパッド) V-MAX(93-07) FZR1000(89-90) TDM850[5GG](98-01) など フロント用 79822 通しNo:38")
◆リア
Amazonだと3割引くらいです。
ブレーキフルードは、いつからあるかわからない物だが、上澄だけ交換します。エア抜きとか面倒なのでパス(^^)
リア
まずはリアからやっつけていきましょう。
基本のサービスマニュアルの参照。ふむふむ…
パッド交換するには、まずはキャリパー本体を外す必要があります。ボルト2本外すだけ。パッドかすでかなり汚い。あとでパーツクリーナーで汚れを落としておこう。
パッドを外すにはパッドピンを抜くだけです。クリップで固定されていますので、このクリップ↓を外してピンを抜きます。
お〜、限界まで使い切った感ありのパッドです。
ブレーキフルードのタンクを覗いてみると、やはり下限まで減っています。これなら、ピストンを押し戻してもフルード溢れることはないですね。
ピストンの汚れを落として、メタルラバーを吹いてピストンを押し戻します。
ピストンロッキングプライヤーで少し揉み出ししておきます。
こんな感じ↓で、準備完了です。少なくとも、ピストンは押し戻しておかないと、新品のパッドは入りませんからね〜
パッドのピストン側の面にシリコングリスを薄く塗っておきましょう。
新しいパッドとパッドサポートを入れてピンを挿します。クリップも忘れずに!(-"-)
キャリパーをセットしてボルト2本を締めます。締め付けトルクは40Nmです。1本はマフラーが邪魔でトルクレンチが入らなかったので、適当に締めちゃいました。
汚れたフルードは抜ける分だけ注射器で抜いて、新しいものを入れます。ここでブレーキレバーをポンピングして、ブレーキが効くところまでピストンを押し出し、規定量までフルードを満たしておきましょう↓
パッドが減った分油面が下がるはずなので、上限いっぱいまで入れておきました。
キャリパーの上部のカバーを嵌めて完了です。
フロント
まあ、リア側と一緒ですが、サービスマニュアルのページはコレ↓ 手順はリアと一緒
ダブルディスクで対向4ポッドなので、結構面倒です(+_+)
ここまで外したが… パッドはまだ半分くらい残ってますねー
もったいないオバケが出ちゃいますが、まあ、ここで交換しないと、もう交換する機会もないだろうから交換しちゃいましょう。
うん、新しい赤いパッドは気持ち良いのである。
ココだけはちゃんとトルク管理して締めとかないとね。こちらも40Nmです。
フルードもタンクに見えている物だけ交換しておきます。レバーをにぎにぎするとどんどん吸い込まれていくので、適宜足しながらエア噛まないように作業しましょう。エア噛んじゃうとエア抜き面倒なのでね。
出来上がり〜。ちょいと大変でしたが、これでオーケーでしょう。
ついでにミラーステイも交換
このミラーステイの雌ネジが舐めてるんですよね…
部品取ったので交換しちゃいます。
ステイを交換してミラー付けようと(･_･?)…
なんと！コレ↓逆ネジじゃないか！ 考えてみればそうだよね。ヤマハだから…
買った時に付いていたミラーが、逆ネジアダプター無しで付いていたので「ヤマハもいつのまにか正ネジにしたんだ」と思っていましたが、そうではなかったってことだ(笑)
逆ネジに正ネジのボルトを無理やりねじ込んでいれば、そりゃあネジ山なくなりますよ。
気がついてよかった。ネジ山なしで付いているミラーが、いつか「ポロっ」と取れて飛んでいってしまうところだった(笑)
以上(・ω・)ノ
