9/17(土)〜9/25(日)と夏休みを頂いたが… なんか、延々と雨続きです(T-T)
晴れたのは初日のみ、前半は台風14号襲来、後半は台風15号が関東目指して進行中!と散々の結果である。9/21(水)は天気が持っていたが、外せない打ち合わせがあり午後のみお仕事… 結果、どこにも出かけられません。
しょうがないので、屋内で出来るオートバイ整備に時間を費やそう。
キャブオーバーフロー(+_+)
完全復活を目指しているジェベルくんですが、キャブもちょっと怪しいです。少量ですが、ポタリポタリとキャブレターからガソリンお漏らししています。
フロートピンが寿命ですかね。
どうせ開けるなら、一通り交換しておきたいところですが、部品を1つ1つ調達するのも面倒なので、中華のセット品を使っちゃいますw
こういった繊細な部分に海外部品使うのは不安がいっぱいですが、安いのでよしとしましょう。枯れたエンジンですし、中華製でもそれなりの品質に上がっているでしょう。
ちなみにコレ↓
DR200用なので、日本でいえばジェベル200用ですね。200も125もキャブ自体はミクニ製の同じものなので、ジェット類は番号が違うかもしれませんが、コイツでいけるでしょう。
ちなみに、純正品も少し調べましたが、、、
劣化の早いゴム部品のダイヤフラムなんかは、既に純正部品は欠品のようです。
純正部品が出なくても、こうやって他からメンテナンス部品が出るのは、スズキが誇る名機ゆえかと思います。
やはり、古いオートバイの維持には、部品供給面の考慮が結構大事です。
オーバーホール
とりあえず、キャブレターを外して来ました。
刺さっているチューブ3本を外し、エアフィルター側とエンジン側のインシュレーターのバンドを緩めて、力ずくで引き抜けば簡単に外れます。後はアクセルワイヤーを外せば取り外し完了です。
そうそう、チューブ外す前に燃料コックをOFFにすること。私はOFFだと思っていた位置がRESVだったw
ガソリンをジャバジャバ垂らしてしまった。あと、キャブレターに溜まっていたガソリンも逆さまにしたらダ〜っと出てきた。一面にガソリン臭が…
キャブレターをいじる時は火気厳禁ですね。気をつけましょう。
さて、分解ですが、、、
キャブレターを開ける時に、思いの外ネジが固着していて、いきなり舐めちゃいました。
硬そうな+ネジを外す時は、やはり電動インパクトドライバーが良いですね。自ずと押し付けて回すことになるので、人力よりも舐めづらいと思います。
内部はとても綺麗でした。ダイヤフラムも全然大丈夫でした。
外せるものは外して、念のため、穴という穴にキャブクリーナーを「プシュ〜!」して最後にパーツクリーナーで導通確認。問題なさそうです。
ただ、、、プシューしたら、ワッシャー1つと小さなゴムパッキン2つが出てきた(笑) どこに付いていたものだろう(・_・?)
では、組み立てていきます。
小さなパッキンやワッシャーの位置は、↑サービスマニュアルの絵を確認しながら確実に組み込みましょう。
ちなみに、チョークレバーの先の形状が違うが、気にせず新しいものを組み込みました。
(↓左が付いていた物、右は補修キットの物)
後で気が付きましたが、コレ…スタータジェットっていうヤツですかね…
サービスマニュアルを良く見ると、#22.5と番手が書いてありました。まあ、チョーク引いた時だけだろうから、ちょい濃いくらいでも良いか(笑)
あと、フロートピンの形状も違いましたね。付いていた物は先端も金属製、補修キットは先端がゴム製でした。ガソリンお漏らししているので、迷わず交換です。
ジェット類は…いや〜老眼で全然見えん(笑)
↑スロージェット
付いていたのは#40、キットには#35と#40が付いていました。スロージェットは始動性にも関わってくるので、#40の新しい物を組み込みます。
↑メインジェット
こちらは、付いていた物が#110、キットの物は#122.5と#125でした。補修キットの物は200cc用なので番手が高いんでしょう。濃くしてもしょうがないので、今まで付いていた物を再度取り付けます。
ちなみにジェベル125のキャブレターの仕様はこれ↓
パイロットスクリューは、1+7/8戻しです。取り付ける前にセットしておきましょう。
取り付け
いゃ〜、ジェベルのキャブレターの整備性いいですねー、さすがシンプル単気筒!(-"-) TDMなんか、タンク下ろさないとキャブにアクセスできないからねー。
ということで、あっという間に取り付け完了!
雨が降りそうなので、先日取り外して綺麗にした部品もちゃっちゃと付けてしまいます。


さて、始動テスト!
ヨシっ!一発始動ヽ(´ー`)ノ
ちょっと走ってみましたが、息継ぎ等もなし、今までと変わらずパワーも出ています。
そして、燃料コックONのままでもガソリンオーバーフローしてないです。問題解決なり!
LEDバルブ…
問題ないぜ!と思ったのですが、1つ問題が…
交換した怪しい中華のLEDバルブがなんか… LO←→HIGH切り替えがおかしい。
外してよく見たら…
H4バルブなので、1つの電球で、LOの時は上側のみ、HIGHの時は下側も点灯なのですが、この怪しい中華バルブは、上下ではなく左右に付いてますよ。
コレだから… 大陸製は…
以上(・ω・)ノ