では、ヤフオクで調達したヤレたアラジンストーブを綺麗にしていこうと思います。
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現状把握
調達したストーブ2台が届きました。
左側が『シリーズ38』、右側が『シリーズ39』です。
38の方は、型式がJ380002Sと書かれているので、DXというやつですね。1975年製で、部品単体ではなく、製品自体の国産化が始まった時の物のようです。
39の方は、型式がJ390001Ⅲと書かれています。39(old)というヤツで、1978〜1993年生産の物のようです。
先ずは、シリーズ38の方です。
出品時の写真を見て分かっていたのですが、対震消火装置が付いていない。
消火装置(蓋がガチャンッと閉まる部分)はちゃんと動作します。このギミックはカッコいいな。
マイカ部分はちょい汚れていますが、割れもなく、綺麗にすればそのまま使えそうです。
天板も一部塗装剥がれがありますが、結構綺麗です。
ここで、大きな問題が(+_+)
説明に「芯がない」と書かれていましたが、芯が付いていないだけではなく、芯ホルダーが付いていない(T-T)
ちょっと調べたのですが、38シリーズと39シリーズは芯ホルダーの形状は異なり、38シリーズのほうは、もう部品も出ないとの事…
「ノークレーム」なので文句は言いませんが、ちょっと後悔です。要は部品取りのゴミって事だよね。誰か38シリーズの芯ホルダーだけオクに流してくれないかなぁ。
外装が思いの外綺麗だったので、ちょっと残念。まあ、カッコいいメッキのガードを手に入れたので良しとしよう。
次!シリーズ39の方はどうでしょう。
凄く汚い… 写真では見ていましたが、実物見ると更に酷い。
マイカも曇っていて、中が見えないくらい。
チムニー部分も塗装が剥げてボロボロです。
ホーローの厚い塗装部分が割れて剥がれているので、塗装するにしても、塗装を剥がして下地を作るのはめちゃくちゃ大変そうです。
天板も、先ほどの37の方が全然マシです。
こっちは、このまま使えるかわかりませんが、芯もちゃんと付いていて、固着もなさそうです。
再生方針!(-"-)
並べてみて分かったのですが、、、
38のメッキのゴツいガードは、39には(ポン付けでは)付かなそうです(T-T)
無理やり曲げれば何とかなるかもしれませんが、凄く硬いし、そんなことしたらメッキもはがれちゃいそうです。
ここで閃いた!(-"-)ピコーンッ
下半分は39でチムニーから上は38で組み合わせよう!
試しに付けてみたら、問題なく付きそうです。38シリーズのメッキのガードと脇のメカメカしい消火ギミックが移設出来て、カッコいいぜぃ!
では、分解〜
分解始めて分かったのですが、38のチムニー部分のネジが、所々舐めてる(+_+)
こりゃ、以前の持ち主がバラそうとして固着してるネジを舐めまくってるようです。なかなか楽しませてくれるなぁ…orz
ネジザウルスで外せるところはまだ良いが…
これ、熱に晒されて固着しちゃうんですかね。ネジザウルスくんでも全然回せる気配がない。
そんな時にはドリルの登場です。
使われているのはM3とM4のネジなので、ネジの頭から3mm、4mmのドリルで掘ってやれば、頭が取れます。
こんな感じ↓で、頭が取れます。
何とか、消火蓋も、のぞき窓も外れましたよ。
ネジの頭を切ったのは、こんなにたくさん(^^)
よし、分解完了です。
うーん、結構苦労した。たしかに構造は簡単なのですが、熱によるネジの固着が酷い…
使われているのは6角のボルトではなく+ネジなので、あっという間に舐めちゃいます。分解修理する方はご注意を!(-"-)
ネジを調達に
失ったネジを調達に、我がスーパービバホームへゴー!
って…雪積もっとる∑(゚Д゚)
早くストーブ灯くようにしないとな。外が寒い雪の中、部屋でストーブにあたるってのが一番だからな。
調達してきたネジはコレ。M3とM4のネジとナットを適当に!(-"-)
出来れば+ネジではなく、ヘキサゴンレンチが使えるネジが良かったのですが、M3ネジはなかったので、M4だけはこれ↓にしました。
次に続く!(-"-)
以上(・ω・)ノ
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