天気がいいね。秋晴れ、ツーリング日和、整備日和です。TDM子の残りの課題『キャブレターの同調』でもやってみるかね。
物品調達
バキュームゲージと関連品を調達です。
先ずはバキュームゲージ。今後も大して使うものでもないので、一番安い物でいいな。
次に、三又分岐ってやつ。1つのバキュームゲージで2つのキャブの負圧を調整するので、これがあると便利ってこと。
あとは、バキュームゲージをつなぐホース。
お勉強と準備
先ずはサービスマニュアルを見てみよう。
ふむふむ…
バキュームゲージをつなぐのはこの2本ね
でもって、アイドリングを1,050〜1,250rpmにして、負圧が270〜290mmHgで同調する。
気筒間の同調のスクリューはこれ↑
その他、他の方のブログなど読んでみると、結構ガソリンを消費するとか書いてある。私は100均で買ってきたドレッシングのボトルをガソリンを供給するサブタンク代わりに使いました。
底部に小さい空気穴開けてあります。
あとは、用意したバキュームゲージの準備です。
真ん中にゲージをつないで、バイク側のホースは4Φより太いので両脇の口にも短く切ったホースを付けておきます。もう1本はホースを付けてダブルクリップで留めて塞いでおきます。
あと、「コックオープンのままいきなりエンジンかけるとゲージが壊れちゃうよ」という情報もありましたので、全部OFF側にひねっておこう。
キャブにアクセス〜ゲージ接続
先ずはメンテナンススタンドたてます。
なんか、バイクってメンテナンススタンドに載せるとカッコいいよね。
そういえば、こいつのタンク下ろすの久々だな(^ ^)
サイドカウル外して、タンク外して、エアクリーナー外します。
もう慣れたものです(笑) ここまでは既に体が覚えているレベルですよ。
サブタンク代わりのドレッシングボトルにガソリン入れて、負圧ポンプからキャブに行ってるホースにつなぎます。ボトルはインシュロックでハンドルあたりにぶら下げておきます。
後は負圧計、事前に調べておいたホースに繋いで準備完了です。
ちなみに、ガソリンはこれだけ↓入れておいたのですが、途中で追加しました。
無くなるまで5分位だと思います。アイドリングの燃料消費ってバカにならないと実感した次第です。
同調
手順は、エンジンかけて
- 三又分岐の負圧ホースが刺さっている片方のコックをオープン
- 同じく負圧計に行っているコックをオープン
- 針が揺れるので、コックを少しづつ絞って針の揺れが収まるとこを探す
- 負圧を読む
- 1.で開けたコックを閉じる
- もう1本の負圧ホースが刺さっているコックをオープン
- 負圧を読む
これで、4.と7.が同じ値になるように調整するのですが、、、
同調用のスクリューはアクセルを全開にしないと回せない位置にあります。しょうがないので、一旦エンジン切って、調整スクリューを少し回して、再度上記の手順で負圧を読む。の繰り返しです。
ちなみに私のTDM子、同調思いっきり狂ってましたよ。そりゃそうだ…キャブのオーバーホールでキャブを2つに割って、その後目視でしか同調してなかったからね〜。
負圧を読む→同調スクリューをひねる→負圧を読む→同調スクリューをひねる…
5回ほど繰り返してだいたい合いました(^-^)
同調するとアイドリングが結構上がるんですね。途中で2度ほどアイドルスクリューひねってアイドリング下げましたよ。
250mmHgくらいで同調させました。サービスマニュアルでは270〜290mmHgで合わせろと書いてありましたが、ガソリン勿体無いのでこれでいいか(笑)って感じ。
試運転
いやいや、もっと早く調整すればよかった。凄く良くなったよ。アクセルのツキって言うんですかね〜、レスポンスが体感できるくらい良くなりました。こりゃあ、たまには同調してやるのが良いかもしらん。
よし!これでTDM子の整備はだいたい完了です。後は乗るだけ。この調子を維持して2年間問題なく走ってくれると良いなぁ(´▽`)
そういや、SRVくんも一度キャブの同調してみようかなぁ
以上(・ω・)ノ