そろそろ梅雨も明けるだろうし、SRV復活目指して、
SRV250フロントフォークオーバーホール1 - ヤマハ純正部品の調達 - モンキーからSRV250への続きです。
まずは参考にさせていただいたブログ主さんにお礼m(__)m
がきさん、ありがとうございます。
丁寧に絵で説明されていて、とても分かりやすかったです。
このところ上げている西表島の記事も、毎回楽しく拝見させていただいてます。
さて、上の記事によると、特殊工具代替え品のために、
- 24mmのソケットレンチ
- エクステンションバー25cm+15cmの計40cm分、
- M16の高ナット
- 40mm径の塩ビパイプ
が必要です。
24mmのソケットレンチは工具セットに入っていました。
エクステンションバーは、かき集めたら、15cmが2本と5cmが2本出てきました(^^)
計4本ですが目標の40cmです。
塩ビパイプと高ナットは、スーパービバホームで調達しよう!
ところが…
スーパービバホームにM16高ナットがない〜
40mm径長さ50cmの塩ビパイプだけ購入
500円くらいでした。
高ナットは…
持つべき物はお友達(^^)
SV1000S & VANVAN乗りの友達が
「あったよ〜」って( ´ ▽ ` )ノ
やり〜!

おっ!ちゃんとVANVANの上に(笑)

これで完璧ヽ(´ー`)ノ …のはず

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では、前置きが長くなりましたが、作業開始です。
長くなるけど、一気に書いていこう。
次回の自分の作業のため、今後SRVに乗る物好きのために!(-"-)
まずは、ジャッキアップする前にあちこち緩めます。



↓これは抜いちゃおう


ブレーキキャリバーとメーターケーブル外します。























汚ね〜

メーターケーブルは手でクルクルで外れます。

外した物は適当に縛っておきます。

そして、ジャッキアップ

フロントタイヤ外します

次にフェンダー。ネジは4箇所、カランって落とさないように。

後は少し緩めておいたネジ2箇所をさらに緩めれば、するするっとフロントフォークが抜けます。


フロント周りがないとなんか変だな(^^)

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続いて、外したフォークをバラしていきます。
まずはキャップボルトを外します。
外れた瞬間に中のスペーサーが飛び出してきます。
上から押さえつつ外しましょう。

ここでオイル排出。
げっ!真っ黒だし、臭い…
何年物のオイルだろう。23年物かなぁ〜

バネと部品1つ出てきます。
ここまでで、出てくるのは↓こんな

しばらく逆さにして、全部排出

次にフォークの一番下に付いているヘキサゴンボルトを外すのですが、、、
↓こんなのじゃ絶対無理です。

エアーのインパクトなんかあれば一発なんだろうけど、、、
しょうがないので、急遽スーパービバホームに行き、↓これ買ってきました。

サイズは8mmです。
用意したM16の高ナット付けた特殊工具と、なるべく力の入る工具が必要です。

締めるときサービスマニュアル見たら、3.0kg・mで締めろと書いてある。
力の入らない体勢で3.0kg・mで絞められたネジ外すのは結構大変です。
私は、逆さまにして、Tハンドルを足で固定して、結構長いトルクレンチでなんとか外しました。

後はシール類を外します。
シールダストとその下のリング金具を外して、後は力尽くでインナーフォークを引き抜くと、↓こんな感じで抜けます。、

外したシール類は↓こんなもの

これでバラしは完了です。

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フロントフォークのアウターが、前の持ち主さんが変えたのか、左右で色が違います。そして、結構腐食しています。
ということで、塗装剥がして磨いちゃいます。

ホルツの塗装剥がし、相変わらずの実力です。あっという間にクシャクシャペロンと剥がれました。

グラインダーで磨いて、ピッカピカです。

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さあ、組み立てです。
まずはインナーフォークをセット

そして、問題のこいつです。


共回りしないようにT字ハンドル専用工具で押さえつつ、ヘキサゴンポルトを締めます。
締め付けトルクは…3.0kg・m

こんな感じで…
でも、なかなかトルクレンチが、カクッて言わない(ーー;)

次はシール類を

まずはスライドメタル

塩ビパイプをかぶせて打ち込みます。

おー、さすが先人の知恵。
きっちり入りました。

次にこれ乗せて

このオイルシールを入れます。

スライドメタルと同様に、塩ビパイプで打ち込みます。

ちなみにこちらは、結構大変でした。
リングをかける溝の所まで、結構ガンガン打ち込みました。
リングをつけて


最後に、シールダストつけて


これでシール類の交換完了です。
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後一息です。
次はフォークオイル入れます。
推奨オイルのヤマハサスペンションオイルG10

規定量は382ccです。
キッチン計量カップ(笑)
2ccとかの精度は絶対出ません(笑)

まあ、良い!
一気に入れます。

次に、スプリングと、スプリングアッパーシートを入れます。
スプリングは、巻きが細かい方が上!(-"-)

最後にスベーサを入れて、キャップボルトを締めます。
キャップは、手のひらで押し付けて、フォーク側を回すと付けやすいです。


完〜成\(^o^)/
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取り付けです
いや〜…炎天下ってヤツです(>_<)

まずは2箇所仮締め、抜けない程度に

次にフェンダー取り付け

締め付けトルクは1.6kg・m

次はタイヤ

ここの溝をちゃんと合わせましょう

トルクはなんと!5.9kg・m
私のトルクレンチの範囲外なんで適当に(^^)

メーターケーブルつけて

ブレーキキャリバーつけて

ブレーキキャリパーは3.5kg・m

最後に仮締めした
ハンドルクラウン部を3.0kg・m
その下を3.8kg・m
キャップボルトを2.3kg・mで締めて


出来上がり〜\(^o^)/
こんな感じ


磨いた所も綺麗になりました。


フロントフォークメンテナンス
21,838km _φ( ̄ー ̄ )

今日の代償

屋根付き車庫欲しいです(^^)