今から31年前、会社に入り最初の仕事。彼も高卒で入社して、右も左もわからない新米でした。
彼は客先、僕は請け側の新米社員で、厳しい双方の先輩に基本を叩き込まれながら、苦労して仕事してましたね。
当時の私には地の果てにも感じる岡山県で、毎年3〜5か月間、4年間に渡りお世話になっていたわけです。
「会社員ってこんなに働かなきゃいけないし、こんなに飲みに行かなきゃいけないんだっ」と感じた仕事でしたが、彼と一緒だったので結構楽しくこなせました。
あれから30年、お互いいろんな仕事をやっつけながら、たまーに一緒に小さな仕事をやる感じ。
年に1度くらい、私が岡山へ出張に行く時や彼が東京に出てくる時に、昔を懐かしんで飲みにいっていた。
「そういえば、ここ2〜3年ほど会っていないなぁ」と彼を良く知る同僚に話したところ、2年ほど前に大きな病気をして、まだ治療中とのこと。知らなかった…
僕もいい歳だし、バイクなどという危ないもんに乗っているし、いつ何があってもおかしくないな。今年は四国にツーリングに行く予定でしたので、一緒に行く友達とは1日だけ別行動にして、瀬戸大橋を渡って彼に会いにいってみようと思っていました。
ツーリングは来週。昨日、昔もらった年賀状を漁り彼の住所を確認していました。
そして、今日の訃報…
7/7に彼が亡くなったとのこと。
とても熱い、とてもいい奴だった。なんか、盟友を失ったような、すごく寂しい気持ちです。
ご冥福をお祈りいたします。
向こうでも楽しくやってくれ、おいらもそのうちいくからな…
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