モンキーのキャブをいじる 2

この前の記事
の続きです。
引き続き、我がモンキーに付いているKEIHIN PC20キャブのセッティングであります。
 
前回は、
  • メインジェットの番手下げ#90→#85
  • ニードルクリップ位置3段目→1段目
の変更をしたら、中〜高回転部で「ボコボコ」いってスムーズに回らないのは改善した
というところまで行きましたが、「プラグの焼け具合は白いし、なーんか、薄過ぎるんじゃないか?」っていう疑問が残った感じでした。
 
ということで、もうひと息です。
さあ!いってみよう!(-"-)
 

ブレーキキャリパーお掃除

と、その前に
なんか、フロントブレーキが引きずっている感じがします。
バーっ走ってフロントのディスクを触ると、触れないほどじゃありませんが、結構アツアツです。
 
先ずはバラします。
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うん、キャリパー自体をフロートさせる部分って言うんですかね?
上の絵の、キャリパーを付ける黒いステイから伸びている金属棒の滑りがイマイチです。
グリスがたっぷり付いているんですが、なんかパットカスと混じってドロドロでした。
 
綺麗に拭いて…
ゴム部品は中性洗剤で洗って…
さて、潤滑ですが、金属棒の収まる先がゴム部品なので、、、
そんな時はこれ!
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金属&ゴムに使える潤滑スプレー、メタルラバーくんです。
ついでに、キャリパーピストンにもシュッシュッして、モミモミです。
ピストンを手で押し込めるくらいスムーズになりましたよ。
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フロート部の可動もバッチリです。
 

キツネ色の焼け具合を目指して

さあ、キャブ調整の続き
 
それにしても、ジェット替えるにもニードルクリップの位置替えるにも、毎回キャブを外さなきゃならないところが不便です(ー ー;)
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さて、薄くなりすぎちゃったのは誰のせいか?
先ずはニードルクリップ位置を元に戻してみます。
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上から1段目→3段目へ
 
うっ、回した時のボコボコが復活です。
もともとはこいつが悪かったってことか!
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プラグを見てみると、確かに真っ白だった物が真っ黒なかんじになってます。
 
ということは!(-"-)
間をとって上から2段目にセットです。
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エアスクリューは、全締0.5回転戻し→1回転戻しになりました。
 
では、再度試乗ー
おおっ、なんか良さげですよ〜
下から上まで綺麗に回るし、なんか力もモリモリって感じがします。
なんか、いじる前と同じモンキーとは思えないですよー\(^o^)/
 
全開で走ってそのままキーOFF!
どこかのページで
「止まってからキーOFFして焼け具合見てもだめだからな!それはアイドル付近の焼け具合見てることになるぞ〜」
って見たので、それを実行です。
 
そしてプラグは?
 
おー、これぞまさしくキツネ色ってやつじゃないですか!
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交差点で曲がる時にエンジン回転あげると、ボコボコ息つきしてフラフラしちゃって怖かったのですが、これで気持ちよく走れますよ(^^)
 
低回転から高回転までフラットに力が出るってのが、こんなに気持ちよく走れるなんて、再認識です。
 
考えてみれば、SRVはどこかにトルクの山や谷があるわけではなく、フラットに力が出てるエンジン特性なので、乗りやすいんでしょうね。(絶対的な力はないですがね(^^))
 
ということで、今回の調整の結果
  • スロージェット #35
  • メインジェット #85
  • ニードルクリップ 上から2段目
  • エアスクリュー 1回転戻し
これでベストってことにしときましょう。
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